活動日誌− wada
【11.10.27】総務財政委員会視察
川崎市の体育館の事業費は、津市の半分以下
総務財政委員会は、川崎市の多摩スポーツセンターと市川市の大洲防災公園を視察しました。
多摩スポーツセンターは、野球場、テニスコート、公園と鉄筋コンクリート造、地上2階、地下1階の屋内体育施設です。10年間の維持管理費を含め総事業費は36億円(屋外施設は別)です。
大体育室は、バスケットコート2面・バレーボール4面でママさんバレーの試合が行なわれていました。小体育室は姿見鏡がついていてエアロビクス・社交ダンスなどのスタジオとして使用可能です。武道室、トレーニング室、ランニングコースがあり、屋内温水プールは2分割可動床で25mの6コースの公認プールで、公認記録も生まれているそうです。アーチェリー練習場は弓道も兼用で30mの3人立ちで、アーチェリーは人気が高く教室は申し込みが殺到するそうです。
この大体育室は、津市が予定している屋内総合スポーツ施設のサブアリーナと同じ大きさです。国際大会ができるメインアリーナ(バスケットコート3面、観客席3千席)を予定している津市の総事業費は実に倍以上になります。市民が充分に活用できて、借金も少なくすることが必要ではないでしょうか。
マンホールトイレ等設置
市川市の大洲防災公園は、災害時には、一次避難所として500mの範囲で1万人の避難ができる面積の公園です。(一人当たり2m²)
公園には、防火樹林帯、耐震貯水槽、防火水槽、浅井戸、非常用自家発電機、管理事務所兼備蓄倉庫、荷物積み下ろし場、ヘリポートにもなる広場、非常用の便槽、テントが張れる施設などが公園施設に組み込まれています。また、55箇所の小中学校を避難拠点にして約千人分の備蓄品を防災コンテナや余裕教室に備蓄。学校や公民館には無線機が設置されています。担当者は、「今は、放射能対策で大変です」と語っていました。