市政と議員団の動き−国政・県政の動き
【14.02.16】タクシー 障がい者割引
手帳提示で割引適用
障がい者がタクシーを利用する際、障害者手帳を提示するだけで割引(運賃の1割)が受けられるようになりました。
タクシーの障害者割引は、本来、障害者手帳を運転手に提示すれば受けられることになっていますが、県内のタクシー会社ではこれまで、国土交通省の指導にも反して障害者手帳の番号や氏名を記入した「障害者タクシー運賃割引取扱書」を作成するよう運転手に求めていました。
タクシー労組連絡会では、この取扱書作成が障がい者のプライバシーを侵害するだけでなく、運転手にとっても取扱書がないと割引分は個人負担になってしまうために負担が大きいことを問題視し、中部運輸局や県タクシー協会などに是正を働きかけてきました。粘り強い働き掛けが実って、タクシー協会から「提示だけで適用する」との回答を引き出しました。
三交、名鉄、近鉄の大手タクシー会社はすでに適用しています。今後、個人タクシー等でどのように対応するか、不明確なところは残りますが、大きな前進です。《しんぶん赤旗2月5日付を参考》